よく目にするけど、考えてみると名前を知らない・分からないものってありませんか。
今回は、「知ってるけど名前は知らないアレ」の名前をまとめていきます!
プチプチ
梱包などに使われる潰すと楽しいアレのことです。
正式名称は「気泡緩衝材」といいます。
アメリカのエアープロダクツ社がプールシート用に開発したのが始まりです。
ちなみに「プチプチ」とは川上産業という会社の登録商標で、他の会社は「エアーマット」「エアーキャップ」という名称を使っています。
食パンの袋を留めるアレ
正式名称は「バッグ・クロージャー」と言います。
アメリカのクイック・ロック社の創始者であるフロイド・パクストンという人が発明した製品です。
包装機械事業を営んでいたパクストンは、顧客からリンゴを詰めた袋の口を簡単に閉じる方法はないかという依頼を受け、バッグ・クロージャーの原型を発案しました。
現在の日本では埼玉県にあるクイック・ロック・ジャパン株式会社のみが製造しています。
ケチャップとマスタードが同時に出せるあの容器
正式な名前は「ディスペンパック」といいます。
また、2種類のソースを同時に出せるタイプの容器は日本が独自に開発したものなんです!
ディスペンパックはアメリカのサンフォード・レッドモンド社の社長であるサンフォード・レッドモンドさんが電信柱での作業中に片手で薬をつけられる容器を開発したことが始まりです。
電信柱のような両手が使えない高所での作業中、不意に負った傷の手当てするにも、いちいち地上に降りて処置するのが面倒だという友人の愚痴を聞いたレッドモンドさんはその意見を参考に、ディスペンパックを発明したのです。
その後日本での独占実施権を取得したキューピー、三菱商事、三菱商事パッケージングが設立したディスペンパックジャパン社によって日本全国に普及しました。
糸を通す為に使うアレ
家庭科でよく見る、糸を通すために使うアレです。なぜか人の横顔がデザインされているアレです。
正式な名前は「ニードルスレイダー」といいます。
下部の金属部分に縫い針の穴に挿し、その状態で糸を通してスレイダーを抜くことで針の穴に糸を通すことができます。
本来は輸出用に作られたものだそうで、外国人に親しみやすいよう適当に西洋人の顔をプリントしただけみたいです。
視力検査に使われる「C」の形のアレ
義務教育を受けた人なら必ず見たことがあるはずです。その他、運転免許を取得する際の視力検査や眼鏡を作る際にも必ず見ることになるアレです。
正式な名前は「ランドルト環」といいます。
これはスイスの眼科医であるエドムント・ランドルト によって開発され、彼の名前がそのまま名称となっています。
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